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東京メトロは14日、IoT(モノのインターネット)技術を活用して忘れ物をスマートフォンに自動通知するサービスを試験導入すると発表した。ITベンチャーのMAMORIO(マモリオ、東京都千代田区)と連携し、19日に実証試験を始める。
鉄道業界では、東京急行電鉄と相鉄グループに続く3例目。今夏には首都圏を中心に5社以上の私鉄・地下鉄各社が同様のサービスを採用する予定で、駅周辺でIoTの利便性を身近に感じる場面が増えそうだ。
同社が開発した500円玉程度の大きさの無線タグが付いた財布や傘、バッグなどの忘れ物が集約拠点に届くと、専用アプリを取り込んだ持ち主のスマホに自動で知らせる仕組み。
今回の実験では、東京メトロで見つかった忘れ物が集まる飯田橋駅構内の総合取扱所などに専用アンテナを設置し、無線タグが発進する電波をキャッチ。持ち主はその情報を専用サーバー経由で入手し、なくした場所を地図と文字で見られる。
東京メトロは、2016年度に1800件以上の忘れ物を受領し、その返還率は29%に留まるという。
来年3月末までの実験で忘れ物防止への効果や利用状況を検証した上で「サービスの拡大を検討したい」考えだ。
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