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2011年の放送開始から今月9日の放送で300回目を迎え、今なお2ケタの視聴率をキープする日曜朝の人気情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)。その不動のレギュラーとして出演しているのがKAT‐TUN(充電期間中)の中丸雄一だ。どこか“迷走感”漂う、いじられキャラで、ときにはヘタレ扱いさえ受けながらも、ここにきて老若男女を問わず好感度を上げている。今期からは主演を務める『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)もはじまり、さらに5月1日からは『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)で、自身初のゴールデン帯番組のMCも務めるなど、一気に活動の場を広げているのである。
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◆『シューイチ』で“手先は器用”“レポートは不器用”なイメージが定着
中丸の代名詞と言えば、やはり『シューイチ』内の担当コーナー「まじ★すか」だろう。「芸能界一の○○になる!」というコンセプトのもと、パティシエだったりDIYだったり話題の企業だったり、さまざまなところに弟子入りして修行する……といった内容のコーナー。どこかヘタレ気味で不器用なイメージのある中丸だが、実は意外にも手先が器用で、ときにはその先生を上回る出来栄えのものを作り上げてしまったりもする。
基本的にはコーナー名の通り、中丸が先生たちの作品を見て「まじっすか!?」と感動・驚嘆するのがお約束だが、スタート当初は、普通に素で「うわー、すごいな~」的な平凡なコメントに終始。番組中一度も「まじっすか!?」発言をせず、司会の中山秀征に突っ込まれていた。実際、初めての「まじっすか!?」発言は、スタッフにカンペを出されて、ようやく発言できたという事実も暴露されているのだ。
そんな、ちょっぴりドジな中丸だが、4月9日の番組300回記念ではバンジージャンプに挑戦。KAT‐TUNの盟友・亀梨和也に“KAT‐TUNの充電完了に一歩近づく方法”と応援コメントをもらい、番組的に本人を盛り上げるも「そんな期待されても…」的な当惑の表情を浮かべ、1時間半ねばったあげくにやはり飛べないという、ある意味完璧な“期待を裏切らない”結果に落ち着いたのである。
◆ポジションを追い求めての“果敢な迷走”が視聴者にも浸透 SMAPへのコメントにも賞賛の声
KAT‐TUNは、ジャニーズにしては珍しく不良っぽい尖ったイメージで売り出したが、中丸もデビュー当時は茶髪のツンツンした外ハネで、グループ内での自分のポジションを模索しているようにも見えた。今の中丸の好青年イメージとはかけ離れており、いわば当初から中丸はある意味“迷走と模索”を繰り返していたとも言えるのかもしれない。
その後KAT‐TUNは、相次ぐメンバーの脱退から2016年5月に“充電期間”として活動休止に。それでも中丸はネガティブな姿はいっさい見せず、「まじ★すか」内でパティシエに挑戦した際も、「パティシエもいいな~。副業禁止だけど」などと微妙な“自虐ネタ”を披露しながら、グループやファンたちを気づかっていた節もある。
ここにきて中丸の好感度が高まっている背景には、ヘタレキャラをいじられながらも、そうした中丸の内面の真摯な姿に、視聴者もしっかり気づいていることに起因しているように思える。たとえば、昨年のSMAP解散騒動時にも、ジャニーズ所属で情報番組に出演しているタレントは、避けたくとも避けられない話題だけにコメントに苦慮していたが、中丸は当時『シューイチ』内で目を潤ませながらこうコメントした。
「ひとつほっとしたのが、事務所の移籍がなかったということですね。自分と照らし合わせると、KAT‐TUNは外に行ってるんで、今後交わることはとても難しいことだと思うんですけど、何かそのひとつのコミュニティというか、つながりだけがあるのは、僕の個人的な意見ですけど、よかったなと…」
難しい状況でのコメントではあったが、メンバーの脱退劇を目の当たりにしてきた当事者だからこそ、中丸の発言に説得力があり、多くの視聴者の心を揺さぶったのである。
◆自分の強みを求め、挑戦し続けることが最大の武器に
中丸は、これまで「まじ★すか」でも様々なことに挑戦。ジャニーズの中でもお人よしで素朴な優等生といった印象が強いだけに、ときには“迷走”しているようにも見えてしまう。しかし、そのひたむきさと一生懸命な姿が視聴者たちを感情移入させ、つい応援したくなる気持ちにさせているのも事実だろう。
そしてここにきて中丸は、これまで積み重ねてきた挑戦経験と番組で培われたトーク技術を活かし、ドラマ主演やゴールデン番組のMCに、挑戦しているのである。ひょっとしたら中丸は、一見迷走しているようにもみえる姿を、“あえて”武器にすることで新たなタレント像を創り上げているのかもしれない。
16日に始まるTBS日曜劇場「小さな巨人」(後9・00)で演出を担当するのは田中健太(37)、渡瀬暁彦(37)、池田克彦(35)の3氏。同局によると伝統ある同枠で30代トリオが演出を務めるのは極めて珍しいという。初回放送を前に、作品へ懸ける思いを田中監督に聞いた。
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田中監督が初めてディレクターを務めたのは同枠で大ヒットとなった「半沢直樹」。この時の福澤克雄監督、伊與田英徳プロデューサーコンビの元で「ルーズウェルト・ゲーム」、「流星ワゴン」、「下町ロケット」などを担当してきた。
チーフディレクターを担当するのは今回が初めて。60年以上の歴史を持ち、上記の4番組を始め、「ビューティフルライフ」「GOODLUCK!!」「JIN-仁ー」「砂の器」など名作を数多く生み出した枠だけに「意気に感じますし、プレッシャーも感じます」と心境を明かす。
これまで同局のヒットメーカー・福澤氏の下で撮影術をたたき込まれてきた。“熱き男のドラマ”に関しては右に出る者がいない福澤氏と言えば、同じシーンを繰り返し、異なる角度から何度も撮る、どアップやカメラ目線のカットを使うなど独特の演出表現をすることで知られる。「ジャイさん(福澤氏)の下でサードディレクターとしてやってきて。そういう撮り方しか習ってきてないので、普通に撮れないというか」と田中監督にも“福澤組”のDNAが息づいている。
今回監修という立場で作品に携わる福澤氏からかけられた言葉は「主人公を描け」。田中監督は「香坂真一郎(長谷川博己)という男のストーリーなので、その男を中心に描けば間違いはない」という信念を持って撮影に臨んでいる。
組織内での中間管理職の苦労、出世争いの中で起きる足の引っ張り合い、裏切った上司をひっくり返す、など「半沢直樹」と通じる部分があるようにも見える。作り手として共通点を意識はしていないというが、「サラリーマン、中間管理職の人たちが見てスカッとできるという意味では通じるものがありますね」と話した。
「小さな巨人」は警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。16日の初回は25分拡大して放送される。
女優の志田未来(23)が15日、都内で行われた映画シリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』の初日舞台あいさつに出席。かねてより同作の大ファンだった志田は、本人役での出演がかない大粒の涙を流した。
【写真】感極まり、ひろしに慰められる志田未来
舞台あいさつ冒頭から涙が止まらなかった。温かい拍手に迎えられ、しんちゃんに手を引かれる形で登壇した志田は「本人役で出演させていただきました…」と切り出すと「本当にしんちゃんの映画に出るのが夢で…」と声を震わせた。これには主人公の野原しんのすけも「マジ泣き!?」と驚いていた。
“憧れの人”と挙げていた野原ひろしからハンカチを受け取り、涙を拭った志田は「小さい頃からしんちゃんの映画に出たかった。今回その夢がかなってすごくうれしいのと、公開されもう関われなくて少し悲しいという、いろんな気持ちです」と感慨深げに語り、封切りを迎えて「胸いっぱいです」と充実感をにじませた。
映画シリーズ25作目となる今回は、ある日突然、野原家にやってきた宇宙人シリリの謎のビームで野原一家全員が“子ども”になってしまうという奇想天外な物語。舞台あいさつにはそのほか、声優の矢島晶子、ならはしみき、こおろぎさとみが出席し、野原ファミリーも駆けつけた。
今年1月21日に脳リンパ腫のため亡くなった俳優の松方弘樹(本名・目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さん(享年74)のお別れの会が6月6日に東京・芝公園の東京プリンスホテルで営まれることが14日、分かった。親交が深かった俳優の梅宮辰夫(79)らが発起人を務め、約1000人が出席する予定。映画、ドラマ関係者はもちろん、松方さんが大好きだったマグロ釣りの仲間や同級生らが、盛大に故人の功績をたたえることになる。
【写真】松方弘樹さんの思い出を語りながら涙ぐむ梅宮辰夫
松方さんの密葬は亡くなった2日後の1月23日に営まれ、事実婚状態の元女優・山本万里子さん(44)、松方さんの弟で俳優・目黒祐樹(69)と目黒の妻、最初に結婚した元モデルの妻との間の息子で俳優の目黒大樹(43)、梅宮ら6人が参列していた。
お別れの会については、一部で暗礁に乗り上げているとも報じられたが、このほど東映を始めとした関係者の尽力もあり、開催が決まった。弔辞を読む俳優など、詳細についてはこれから検討するという。
松方さんは昨年2月に体調不良を訴え、3月に病気を公表。日本での発症率は10万人に1人ともいわれる非常に珍しいがんで、放射線治療や抗がん剤治療を受けたが、最期は山本さんらにみとられ、息を引き取った。
60年に東映に入社してから、200本近い映画に出演し、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!」などバラエティー番組でも活躍。昭和のスターらしく、後輩やスタッフを連れ自腹で何軒も飲み歩く豪快で明るい性格で知られ、芸能界の友人は多かった。お別れの会にも豪華なメンバーが集まりそうだ。