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【ソウル聯合ニュース】韓国を代表する画家、李仲燮(イ・ジュンソプ、1916~56年)の生涯を描いた演劇が日本で上演される。
劇団文化座(東京都)は17日、東京芸術劇場シアターイーストで「旅立つ家族」を上演する。
日本による植民地時代に生まれた李仲燮は、日本留学中に出会った山本方子氏と45年に故郷の咸鏡南道・元山(現・北朝鮮江原道)で結婚し、2人の息子をもうけた。
朝鮮戦争の勃発により一家は済州島の西帰浦市に避難したが、健康状態が悪化した夫人は息子を連れて日本に帰国した。
家族を恋しがりながら創作に熱中した李仲燮は、56年に栄養失調と肝炎のため39歳で他界した。
今回上演される演劇は、李仲燮の一代記を描いた韓国の戯曲家、金義卿(キム・ウィギョン)の原作「旅立つ家族」を基に、劇団「新宿梁山泊」代表で在日コリアンの金守珍(キム・スジン)氏が演出を手掛ける。
文化座の関係者は12日、「存命する夫人、方子氏の現在の姿に扮した俳優が李仲燮に関する話を聞かせる部分を新しく追加した」とし、「最期の瞬間まで筆を離さなかった芸術に対する情熱と、離れて暮らした夫人と約200通の手紙を交わし、家族に対する恋しさと愛を表現した痛ましい家族史と現代史を舞台で表現する」と伝えた。
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